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2004/12/23
宮城1区、2区の最高裁判決受け 幹事長談話を発表
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 民主党は宮城1区、2区の公選法係争事案に関して、最高裁判所が21日付けで控訴棄却を決定したことに関し、23日夜、党本部で安住淳党宮城県連代表が、「『利害誘導罪』を適用することの疑義を含めて、弁護団によりさまざまな論点が提起されてきた。最高裁の判決が必ずしもこうした提起を的確に受け止め、弁護団の主張を反映したものとならなかったことは遺憾である」「宮城県連、弁護団等の関係者と協議し、今野・鎌田議員の意向を十分に踏まえて対応」するとの内容の川端達夫幹事長名の談話を記者会見で発表した。

 安住県連代表は、「鎌田議員は仙台で記者会見したが、その前に、岡田代表に電話で、議員辞職する意向を表明した」ことを明らかにした。また、今野議員は議員辞職しない意向であることを示し、「2人の対応が異なることは、県連代表としても認めている。今後、ご理解をいただく努力をしなければならない。厳しい補欠選挙になるが、民主党の議席をなんとしても維持したい」と語った。

 なお、安住宮城県連代表の記者会見に先立ち、今野東衆議院議員が党本部で記者会見し、「厳しい決定で、しかも突然のことで驚いている。選挙は公正だったと思っている。支えて下さった皆さんの思いを途絶させることはできない」として、議員の職にとどまることを明らかにした。今野議員は、「この1年、この国の正義はどこにあるのだろうと思っていた。不正と指摘された行動を組合員がしてしまった。私の注意の及ぶ範囲なのか。かたや、日歯連の1億円は「忘れた」で何もされない。この国の正義と公正はどこにあるのか。今までは組合員の皆さんの裁判だったので、私の考えを述べることも出来なかった。今後、仙台高検が行政訴訟を起こせば、そこでも私の考えを明らかにする」として、議員活動を続けながら、徹底して争うことを表明した。

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