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2003/08/24
札幌で菅代表・小沢党首が共同街頭演説会
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 民主党の菅直人代表と自由党の小沢一郎党首は24日、札幌市中心部の大通り公園で共同街頭演説会を行い、600人の聴衆を前に両党の合併の経緯、次の総選挙での政権交代の必要性などを訴えた。

 小沢党首は、「いろいろ紆余曲折はあったが、障害を乗り越え、10月に新しい民主党が生れる。各地を回り、『今度こそ自民党に代わる政権政党たり得る野党ができた』という期待感が全国の皆さんの気持ちのなかに生れつつあると実感している。この期待に応えられるよう、新しい民主党が新しい政治を、新しい日本を作るんだという気持ちを一つにして、総選挙に向けて頑張っていきたい」と表明。

 菅代表は、「皆さんが汗水垂らして働き、公の目的のために納めた税金を、自民党政権は、自民党のため、政治家の私的利益のため、役所の利権のために使い、日本を借金まみれの国にしてしまった。これを当たり前の道筋に戻すための改革ができるかどうかが問われている。政策・法律づくりを役人任せにしてきた自民党官僚主導政権ではなく、国民の皆さんが選んだ国会中心の政権をぜひ作っていきたい」と述べた。

 菅代表はまた、小泉首相の欧州歴訪にも言及。「オペラの鑑賞も大いに結構だが、欧州・米国・アジアの間でどういう外交を進めようとしているのか。米国の圧倒的な軍事力でタリバン政権やフセイン政権は倒せたが、軍事力で押さえ込むだけでテロをなくせるのか。21世紀がテロの連鎖で進んでいくような戦争の世紀にならないよう、私たちは、一度足を止めて、しっかりと日本の行く末を確かめながら、アジアの問題、国連の存在を大事にしながら外交を進めていくべきだ」と小泉首相の対米追従外交を批判した。

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