トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2003/08/28
菅代表と小沢党首、広島で民主導の政権実現に向け熱い訴え
記事を印刷する



 民主党の菅直人代表と自由党の小沢一郎党首は28日、広島市中心街で合同遊説を行い、両党が合併後に目指すもの、政権交代の重要性などを語った。時より雨が降るあいにくの天候にもかかわらず、500人の聴衆が足をとめた。

 小沢党首は「合併は一度白紙に戻ったように、異なる政党がひとつになるのは大変なこと。そうしたなか、私と菅代表の行き着くところは、本当に国民生活は守れるのか、日本は大丈夫なのかという思い。それぞれ問題はあるが、それを克服し、国民のための新しい政党として、国民のための政治をすることがわれわれの役割、使命ではないかとの思いで合併に至った」と語った。「自民党的手法ではみなさんのためになる、国民本位の政治は行えない」と指摘し、野党が本当に力を合わせ、国民のみなさまのための体制をつくっていくと力強く表明した。

 菅代表は「小泉首相は自民党をぶっこわすと言うが、本当に自民党をぶっこわしたのはこの小沢党首。自民党のど真ん中から飛び出し、2大政党実現に向けて走り出し、生まれたのが細川政権だった」と語り、民主党と自由党とが組むことで、もう一度自民党に代わる受け皿となり得る政党をつくると宣言した。

 また、国民が納めた税金を、本来の目的ではなく、官僚の天下り先確保のためや自民党政治家の私的流用、役所の利権等のために使い続けてきた結果、日本経済・財政は破綻してしまったと断じ、民主党政権樹立後は官僚主導の政治には終止符を打つと表明。「みなさんの一票でその政治が実現できる」として、居並んだ若い候補者への支持を聴衆に訴えた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.