民主党の岡田克也幹事長は5日、山形2区の近藤洋介衆議院選挙公認予定候補者とともに、同県西村山郡西川町を訪問。中山間地に位置する大井沢地区と平坦地の吉川地区の水田を訪れ、冷害による影響を見てまわった。
特に中山間地では例年の10%程度の収穫に落ち込むことが予想される地域もあり、「収量を上げられるかどうかは、今後の日照時間が大きく影響する」との説明を受けた岡田幹事長は、「自然が相手のこととはいえ、何とか頑張ってほしい」と生産者を励ました。
山形の稲作農家出身の斎藤淳衆議院議員も現地で合流し、先端が実らないまま立ち枯れしてしまっている稲穂を手に「不作は地域の元気をなくす。何とか持ち直してほしい」と切実にコメント。近藤予定候補者も「農業従事者が多い地方にとって、不作が与える社会へのダメージは大きい」として東北地域の米の収穫減が消費低迷の呼び水になりかねないとの懸念を示した。
岡田幹事長と近藤予定候補者は同日、陸上自衛隊第6師団を表敬訪問、また大森工業団地にある山形カシオの視察も行った。
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