民主党『次の内閣』(ネクストキャビネット)は9日、閣議を行い、マニフェストのとりまとめ作業の最終調整を行った。
閣議後の会見で枝野幸男政調会長は、党の選挙公約についてインデックス(政策集)とマニフェスト(政権公約)の2種類に分かれることを説明。インデックス(政策集)については、ほぼ完成したことを報告した。またマニフェストについては、各論、総論、政治争点の取りまとめを進めており、各論の部分については16日開催の『次の内閣』において了承を得る方向で調整していくと述べた。
また、「DV防止法改正について」をめぐって議論がなされ、同法改正については以下の課題を提起し、改正内容に盛り込む方向で取り組んでいくことを了承した。
「DV防止法」改正の課題は以下の通り。
1.対象の拡大‥‥交際相手、元配偶者も「被害者」の定義に含める
2.暴力の定義‥‥暴力の定義に、精神的暴力、性的暴力なども含める
3.保護命令‥‥接近禁止命令の拡大、期間、範囲。退去命令の期間
4.自立支援の明確化、強化
5.配偶者暴力相談支援センターの抜本改善
6.研修・教育と当事者参画
7.苦情処理機関の創設
8.警察の役割
9.外国席の被害者
10.加害者構成プログラム
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