トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2006/05/31
年金偽装を見逃すわけにはいかない 渡部委員長が強い決意示す
記事を印刷する



31日昼、民主党の国会対策委員会役員・筆頭理事合同会議が国会内で開催され、渡部恒三国対委員長が挨拶。年金偽装問題などで、残り少ない会期の中でも徹底的に追及を行っていく決意を改めて明らかにした。

 渡部国対委員長はこの中で、「後半国会は完全にわが党のペースで動いている」と改めて指摘。各議員の努力が背景にあるのはもちろんだが、「国民の皆さんのためにがんばるのは、野党第一党である民主党だということを認識いただいている」ことや、政権交代の実現による二大政党制の確立が期待されていることを挙げて、一層の奮闘を求めた。

 更に渡部国対委員長は、いわゆる年金偽装問題についても言及し、26もの都道府県で不正が明らかになっている事実を指摘。「国民の皆さんの生活の安心のために、何よりも大事な年金」の問題について、社会保険庁や小泉首相の肝いりで就任した村瀬長官の下で不正が行われていることを、「われわれは見逃すわけにはいかない」と、厳しい口調で語った。

 その上で、年金偽装問題に関して厚生労働委員会での集中審議を要求している状況だが、単に厚労委の問題ということではなく、「みんなが協力して、徹底的に真相究明を」と呼びかけた。渡部国対委員長は更に、米軍再編に伴う沖縄の基地移転経費負担問題など、「われわれが野党第一党として、やらなければならない問題が、いっぱい残っている」として、「残された会期、それぞれの委員会で、国民の皆さんのためにしっかりがんばっていただきたい」と各出席議員に呼びかけた。

 この後、荒井聰国対委員長代理の司会の下、中川正春議院運営委員会筆頭理事からの報告を皮切りに、各委員会での審議状況について報告を受け、協議を行った。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.