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2005/10/15
党パキスタン地震現地調査団、最大の被災地バラコートなど訪問
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パキスタンでの大地震を受けて民主党が派遣した現地調査団(団長:若林秀樹参議院議員)は、14・15日も被災地各地を精力的に視察した。

 まず14日、一行は、大きな被害を受けたカシミール地方の中心地(州都)ムザハラバードやガリハビブラ等を訪問。調査団によれば、訪れた女子中・高等学校では、2階建ての校舎が倒壊、約230名の生徒が亡くなり、学生のボランティアが、未だに埋まっている遺体を取り出そうとがんばっている状況で、地震では、一番安全なはずの学校や病院の建物が崩壊し、多くの子供や患者・医者が亡くなったとのこと。

 一行はマンセラで1泊し、15日は最大の被災地、バラコートを訪問(写真右上3枚)。その後、AMDAの緊急医療施設を訪問し、寄付を行った(写真右下)。15日夜には、イスラマバードで、日本国際ボランティアセンター、難民を助ける会、日本紛争予防センター、JENの関係者と情報収集や意見交換を行い、NGOが計画している支援プログラムの内容を聴取して寄付金を手渡した。同日、医師出身の観光大臣が関わっているメディカル・キャンプにも寄付を行った。

 調査団によれば、15日に訪問したバラコートは抜きん出て被害がひどく、町全体が押しつぶされたように全壊しており、また当日は、震災後初めての本格的な雨で、寒く、自分の家を無くして倒壊した瓦礫の下で雨をしのいでいる姿に胸が痛んだとのこと。周辺の山々の頂上には積雪が確認され、雨による二次災害や大きな余震による被害も懸念される。

 なお現地調査団一行は、17日に帰国する予定。

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