民主党北海道十勝沖地震火災現地調査団の報告会が2日、議員会館で行われた。調査団は十勝沖地震による被害状況を調査するため、9月30日、北海道日高支庁管内を視察した。
報告会では、まず鳩山由紀夫調査団長が挨拶。「今回の地震で、病院、小学校などの公共施設が大きな被害を受けており、援助が求められている。この地域は台風10号の時にも大きな被害を受けたので、徹底的な調査が必要だ」と述べた。
意見交換では、地震保険制度の適用方法、避難道路の整備、異常気象の増加などの問題が取り上げられた。特に地震保険制度について一般への説明が不足している問題では、大畠章宏団長代理が「現地では保険に入っている意味がないという噂がある」とし、政府の早急な対応を求めるべきだと訴えた。
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