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2003/10/05
【合併党大会】「民主党政権で本当の改革を」小沢前党首が挨拶
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小沢一郎前自由党党首は5日、民主党・自由党合併大会であいさつに立ち、以下のように述べた(要旨)。

 今日は、新しい民主党の発足を祝うと同時に、いかなる手段を尽くしても、ここで必ず政権交代をなし遂げることを誓い合いたい。今日から日本を一新する長く厳しい闘いが始まると同時に、最終局面を迎えた。この合併は、日本を破滅から救い、国民が塗炭の苦しみに陥るのを防ぐために、私たちがどんな犠牲を払ってでもなし遂げなければならない政治的大事業だ。

 小泉内閣のめちゃくちゃな見せかけの政治の結果、経済・社会の崩壊が急速に進んでいる。まさに破滅のカウントダウンが始まっていると言っても過言ではない。それを直前で食いとめ、日本を立て直す方法はただ一つ、自民党政権を倒し、直ちに私たちの手で本当の改革を断行することだ。

 この総選挙の争点は実に簡単明瞭だ。「自民党政治の継続か、脱自民か」「官僚支配の継続か、脱官僚か」「政官業癒着の継続か、脱癒着か」「小泉流見せかけの改革による生活破壊か、それとも本物の改革による生活再生か」──後者がよいと思う国民は、ぜひ民主党に政権を託していただきたい。

 私は、本物の政治をめざす私たちの正義と良心が必ず国民に理解され、民主党を勝利に導いてくれると確信をいたしております。私も、一兵卒として愚直に私たちの理念と政策を国民に訴える。

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