民主党は9日、第269回常任幹事会を開き、衆議院総選挙予定候補者として新たに公認2人、推薦4人を決定した。これまでに公認261人、推薦15人、計276選挙区の候補者の顔ぶれが決まった。
■衆議院公認・推薦予定候補者
【公認】千葉12区・青木 愛(38)新=社会福祉法人理事、神奈川17区・阪口 直人(40)新=NGO事務局長
【推薦】福島4区・渡部 恒三(71)現11<無所属の会公認>、兵庫7区・土井 たか子(74)現11<社民党公認>、福岡7区・馬場 恵美子(52)新=社民党福岡県連合副代表<社民党公認>、福岡11区・手嶋 秀昭(61)新=社民党福岡県連合幹事長<社民党公認>
また、衆議院選挙候補者擁立にあたり「すべての候補者は、小選挙区に立候補し、同時に比例代表選挙に同一順位で重複立候補する」「前回総選挙で調整した選挙区については、(中略)小選挙区への移動を図り、原則、比例名簿単独登載及び比例名簿上位登載は認めない」とする01年10月の常任幹事会決定に関し、(1)比例名簿単独登載及び比例名簿上位登載の特別扱いは今回限りとする(2)小選挙区調整で競い合って他の選挙区に回った者の全員が当然に比例名簿登載順位で優遇されるわけではなく、その取り扱いは代表・幹事長に一任する──ことを全員一致で確認。今回限りとなる比例名簿登載の特別扱いのうち、比例名簿単独登載を例外的に認めるか否かの判断については、一切例外を設けるべきでないとする意見の3人の常任幹事が態度を留保したうえで、賛成多数で代表・幹事長に一任することを決めた。
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