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2005/10/31
「第3次小泉改造内閣にも対案路線で」人事決定受け、前原代表
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前原誠司代表は31日、第3次小泉改造内閣の顔ぶれが決まったのを受けて、国会内で記者団から問われ、「閣僚になられた方は皆さん、日本のために頑張っていただきたいという期待を込めてエールを送りたい。われわれも対案路線、真の改革を競い合う形で、負けないように頑張っていきたい」と語った。

 全体の印象については「実力者が多いと思う。(小泉首相特有の)奇をてらうような人事がなかった点をみても総理の本気さが出ている」との見方を示した。

 小泉首相はもとより安倍官房長官、麻生外務大臣が揃って靖国神社へ参拝する可能性があり、それによってどんな影響が見込まれるかを記者団から問われたのに対しては、「今日は奇しくも後藤田正晴先生のしのぶ会が行われ、私も伺った」と前置きし、中曽根内閣の官房長官時代、首相、官房長官、外務大臣については靖国神社参拝を慎むべきだとした後藤田氏の主張に言及。「まさに自らの国の主体的な判断として、その3人にはA級戦犯が合祀されている限り、靖国参拝は慎んでもらいたいと思う」と述べた。

 また、イラクの自衛隊派遣延長、BSE、米軍の変革・再編(トランスフォーメーション)の問題など、諸課題が山積している現状に対し「国会議員が休んでいる暇はない」と述べ、政府に対して臨時国会開催を求めていく考えを示した。

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