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2003/10/25
「平成の維新を京都から」菅代表=京都時局講演会
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民主党は25日、京都市内のホールで京都1、3、4区合同時局講演会を開催。立ち見が出るほど会場を埋め尽くした700人の聴衆を前に、菅直人代表、福山哲郎京都府連会長、松井孝治同連選対委員長らが演説した。

 松井議員は開口一番、「利権政治家や官僚のために700兆円もの借金を抱える国となってしまった日本が滅んでしまう前に国のしくみを変えなければならない」と力説。民主党がマニフェストに示した脱官僚・脱中央集権の政治を貫き、税金の使い道を変えていくために力を貸して欲しいと聴衆に呼びかけた。松井議員はまた「小泉内閣打倒などといったケチなことではなく、日本を救う、日本を立て直すということだ」と語り、聴衆からは賛同の拍手が続いた。

 菅代表は割れんばかりの拍手に迎えられて登場し、京都市下京区の菅原道真邸跡にある菅大臣神社に参拝してきたと報告。「わが家の家紋も菅原家と同じ梅鉢で、菅大臣神社は氏神。衆院選での必勝を祈願してきた」として、衆院選への意気込みを示した。

 菅代表は「古い都であると同時に新しいものを生み出す気風のある京都で『平成の維新』を実現してほしい」として衆院選での政権交代の実現に向けた支持を求めると同時に、「平成の維新を実現できるのは民主党の候補者だけだ」と力強く宣言した。

 最後に挨拶に立った福山議員は小泉政権の2年半を振り返り、「市民の暮らしは苦しくなり、自民党をぶっ壊すと言いながら、実際にぶっ壊したのは一部の自民党派閥だった」と喝破。その目的も総裁選勝利のために過ぎず、国民の方を向いた改革は何ら行われなかったと断じた。福山議員は自民党にはできない「国民の方を向いた政治」を実現させるため、京都から政権交代の流れをより確実にしていこう呼びかけた。

 講演会には衆議院京都1、2、3、4区公認予定候補者も参加した。

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