埼玉県知事選に立候補した浜田卓二郎氏(無所属)の失職に伴う参院埼玉選挙区補欠選挙の投票が26日に行われ、即日開票の結果、民主党公認の島田智哉子候補はわずかに自民党候補に及ばず、惜敗した。島田候補は、無党派層からの得票率では他候補を上回ったと見られるが、27.52%という投票率の低さが響く形となった。
結果判明後の記者会見で島田候補は、「小泉首相の支持率が高いなかでこれだけ大接戦に持ち込めたのは、意味あること。時代や歴史、政権政党が変わるという前兆と感じる」と感想を述べるとともに、「総選挙の応援に全力を挙げ、来年の参議院本選挙で必ず勝ちます」と決意を新たにした。
選挙の結果について記者団に感想を求められた菅直人代表は、「結果は残念だが、この低投票率の中で自民党候補とほとんど差がなかったということは善戦健闘したと言える。総選挙に向けて、しっかり戦えば自公連合軍を十分敗ることができるという手応えを感じた」と語った。
【開票結果】
島田智哉子 民主 新 635,332
当 関口 昌一 自民 新 648,319
阿部 幸代 共産 元 232,850
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