田中康夫長野県知事は31日、JR名古屋駅前で開かれた民主党愛知県第1区総支部主催の演説会に参加し、日本の政治を転換しよう、と熱っぽく訴えた。
田中知事は「700兆円もの借金をかかえ、未来に希望をもてない社会を招きながら、誰も責任をとろうとしないのが自民党政権だ」と喝破。「脱官僚」を宣言し、「霞ヶ関のひもつき補助金の全廃」「政治資金の全面公開」「高速道路無料化」などの5つの約束と、「持続可能な年金制度の創設」「小学校の30人学級の実現」の2つの提言を掲げた民主党マニフェストを大いに評価した。
その上で田中知事は、「日本は今こそ、自らが歩むべき道を選択しなければならない。今回の衆議院選挙はそうした意味で大切な選挙だ」と力説し、有権者に賢明な判断を呼びかけた。
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