民主党の菅直人代表は1日、沖縄県那覇市で記者会見をおこない、民主党が政権を担うことになれば内閣の中に「沖縄総合担当大臣」を新設すると発表した。
菅代表は、同大臣の設置について、「現在置かれている沖縄担当大臣は内閣府の所管で、基地問題やそれに伴う地位協定の問題等は、外務省、防衛施設庁などに管轄が分かれており、沖縄についての多くの問題も、縦割りになった一部しか担当できていない。しかし、民主党が政権を担当すれば、<基地問題>や<1国2制度の問題>なども総合的に担当できる、従来と違った大臣を設ける」と話した。
会見後、菅代表は沖縄県内の豊見城市、那覇市で街頭演説をおこない、那覇市では400名ほどの聴衆を前に、応援に駆けつけたミュージシャンの喜納昌吉さんとともに「政権交代可能な真の民主主義か、自民党の変則1党主義のいい加減な民主主義か、最良の選択をしてほしい」と訴えた。
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