晴天に恵まれた連休中日の2日、民主党の菅直人代表は買い物客などで賑わう東京・築地市場、神楽坂を訪れ、今回の総選挙を政権交代可能な本物の民主主義を実現する機会にしようと力強く訴えた。
築地市場での街頭演説で菅代表は、織田信長が楽市楽座を提唱して旧来の独占的な特権を廃し、新参の商人にも自由な営業を認めることによって城下の経済を活性化させたことを例にとり、高速道路料金をなくすことで地方経済の活性化につなげていきたいと訴えた。また、一つの政党が政権を独占するのではなく、「こっちが行き詰まったらあちらへと政権交代できるのが本物の民主主義だ」と述べ、政権選択のために貴重な1票を行使して欲しいと聴衆に呼びかけた。
神楽坂では、買い物客が行き交う商店街を自らマニフェストを配りながら歩き、「変化を起こすのは勇気がいることだが、日本の政治のために国民の皆さまの勇気に期待したい」と訴えた。
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