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2006/01/23
名護市長選の結果について(コメント)

民主党『次の内閣』ネクスト内閣府担当大臣
大島 敦


 22日、普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部移設(沿岸案)問題が焦点となった名護市長選挙において、沿岸案に反対をしつつも、「修正次第では受け入れ可能」とする岸本市長の立場を引き継ぐ姿勢を示した島袋吉和候補が当選した。民主党沖縄県連が推薦していた移設反対の我喜屋宗弘(がきやむねひろ)候補は、当選にいたらなかった。

 しかしながら、島袋氏支持者も含め、移設反対票の民意は無視できない。基地問題の解決には地元沖縄県民の理解と協力が不可欠であるにもかかわらず、地元自治体や住民の意見を無視し、頭越しに決定した小泉総理の政治手法に対して猛省を促したい。

 民主党は、在日米軍基地の75%が沖縄に集中し、県民に過度の負担を強いている現状を深刻に受け止め、あらゆる機会を通じて沖縄の負担軽減や強力な振興策の必要性を強く主張してきた。政府は、改めて地元自治体との丁寧な説明と話し合いを通じ、基地移転問題の解決を図るべきである。


以 上
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