衆議院は22日午後、本会議を開き、各常任委員長を選出した。民主党からは決算行政監視委員会委員長に筒井信隆議員、懲罰委員会に岩國哲人議員が選出され、就任した。
特別委員会設置をめぐっては、「郵政民営化に関する特別委員会」については、民主党が従来から主張してきた通り、「特別委員会を設置する必要はなく、総務委員会で審議を行うべき」との観点から反対を表明したが与党の賛成多数で可決した。
また、憲法調査会をいったんは基本合意した常任委員会ではなく、50人規模の「日本国憲法に関する調査特別委員会」へ改組したいとの政府・与党からの提案については、民主党は「拙速に行うことはない」「憲法調査会を残すべきだ」「国会法の改正も行うべき」「衆参バラバラの対応はおかしい」との意見もあり、役員会で対応を検討。憲法改正のための手続法(国民投票法)については、憲法上の要請もあると判断し、あくまでも慎重に対応することを政府・与党に求めることを基本に賛成した。
特別委員会委員長には、沖縄北方特別委員会に川内博史議員、青少年特別委員会に近藤昭一議員が選出され、就任した。
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