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2003/11/03
菅代表、滋賀県下で政権公約の実効性を訴える
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民主党の菅直人代表は3連休最終日の3日、2区、4区、1区、3区と滋賀県を精力的にまわって街頭演説を行い、民主党がマニフェストに示した持続可能な年金制度改革や高速道路無料化への道筋など、政権公約の実効性を訴えた。

 降りしきる雨のなか、街頭演説を一目見ようと詰め掛けた聴衆に菅代表は、政権交代をかけた重要な選挙になると語り、「1党が支配する半分しか実現されていない(未完成の)民主主義の壁を破って、2つの政党が政権交代を繰り返す本物の民主主義を確立する第一歩として、まず民主党政権をつくってほしい」と呼びかけた。

 また、イラクへの自衛隊派遣をめぐって菅代表は、地対空ミサイルによるとみられる攻撃を受けて米軍のヘリコプターが撃墜され、15人の米兵が死亡した事件を問題視し、「戦争終結宣言時よりも治安が悪化したというよりも、戦争状態に戻っている」と指摘。そうしたイラクへの自衛隊派遣が本当にイラク、国際社会、そして日本のために意味のあることなのか再考が必要だとする考えを菅代表は示し、イラクへの自衛隊派遣を規定しているイラク特措法については、廃止を含めて見直す必要性があると指摘した。その上で菅代表は、「今回の選挙はイラクへの自衛隊派遣を認めるか否かの選択選挙でもある」として、民主党への理解を求めた。

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