民主党の菅直人代表は選挙戦最終日の8日、東京20区、9区、11区、12区、7区、1区、3区、4区、22区、23区、24区、21区と合計12選挙区の応援に入り、「何としてでもこの総選挙で政権交代を」と強く訴えた。
街頭での最後の訴えとなった立川駅前では、約2500人の聴衆を前に「私たちは政権を担う準備ができている。政権を獲って何をするか。私たちは2つのことを特に実行したい。そのための“七人の侍”を先日発表した。その内の一人、田中長野県知事に地方主権担当大臣をお願いした。彼は現職の知事だからこそ官僚の支配にとらわれない、本当の意味での政治、市民のためにお金を使う政治ができる。ひも付き補助金の廃止を私たちの提言の第一番に掲げている。これを実行する。もう一つ。アメリカ追従ではない外交。私たちが政権を獲れば、今のままで、イラクに自衛隊を派遣することは決してない。イラク政府の要請がない限り派遣しない。この2つを特に実行する」と菅政権での政策目標を明確にし、政権を変える勇気をもって明日投票に臨んでいただきたい、と結んだ。
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