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2005/09/29
真の改革競争で厳しく論戦展開 前原代表が参議院総会で挨拶
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29日午前、国会内で参議院議員総会が開かれ、前原誠司代表も出席して挨拶を行ったほか、来月23日投開票の参議院神奈川選挙区補欠選挙に民主党公認候補として擁立が決まった、牧山弘恵さんも挨拶を行った。

 総会の冒頭、まず江田五月参議院議員会長が挨拶。昨日の衆議院本会議での前原代表の代表質問に触れ、「なかなか好感度の高いスタートを切ったと思っている。今日から参議院。一致結束してがんばりたい」とした。

 続いて前原代表が挨拶し、昨日の代表質問について言及。「今までの『改革』は骨抜き、或いは看板倒れのものが多いのは事実」とし、「真の改革を訴えてきたのは民主党だ」とした。その一方で自民党側の質問にも触れ、「手強いなということを率直に感じた」と指摘。いわゆる抵抗勢力がいなくなり、「経済財政諮問会議の考え方が、かなりストレートに政策に反映されてくるのではないか」として、本当の改革競争をせずに反対ばかりしていたら、「小選挙区制度だから、今度は民主党が勝つなどという甘い考えでは、とんでもないことになる」と厳しい現状認識を示した。

 その上で前原代表は、小泉改革を「全体ビジョンができているとは思っていない」として、その歪みがが生じ、「ハンディキャップのある方、地方に、もっともっとしわ寄せがやってくる」ことを指摘。こうした方々に、「しっかりとフォローしていくのが民主党の政治」だとして、「民主党の姿をしっかりと打ち出す論戦にしていく」との強い決意を示した。

 総会ではこのほか、輿石東参院幹事長や平田健二参院国会対策委員長の報告ののち、千葉景子参院議員・齋藤勁前参院議員の紹介で、来月実施の参院神奈川補選に民主党公認で立候補予定の牧山弘恵さんも挨拶を行い、激励の大きな拍手を浴びた。

関連URL
  来月23日投開票の参議院神奈川選挙区補欠選挙に民主党公認候補として擁立が決まった、牧山弘恵さん
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=5828
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