民主党の野田佳彦国会対策委員長は特別国会招集日の19日午前、国会内で記者会見し、「衆議院で自公279人の勢力に対して民主党180人で厳しい対決を特別国会を皮切りにどんどんやっていきたい。テーマは内外山積しており、双方の考えを徹底的にぶつけ合いながら、何が問題かを国民の前にしっかりお示しできるような国会闘争を進める」と表明した。
特別国会の会期については、与党側は首班指名後、予算委員会を衆参1日ずつ開催して27日に閉会することを提案。野党側は新首相の所信表明と代表質問、イラク問題や年金制度改正問題など内外山積する各論についての各委員会での十分な審議も求めて各派協議会が決裂。最終的に午後1時からの本会議で採決によって決まることとなった。
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