川端達夫幹事長は、1日の定例記者会見で、「全国民が小泉政権で重圧にあえぎ、希望が見えない」と、国民生活は負担増で春が訪れない状況を指摘した上で、衆議院福岡2区・宮城2区補欠選挙に関し、「全国民の、政治を変えたいという思い」を受け止め、党として公認候補の勝利のため全力を尽くすとした。
川端幹事長はまた、1日の衆参両院の本会議で採択された、年金の決議と運営要綱について「今までのいきさつを乗り越え、あるべき年金の姿を国民の立場に立って堂々と議論し、まとめる努力をしたい」と語った。
更に川端幹事長は、「国民の政治不信をなくさなければ、政治が機能することはできない」とし、被災者生活再建支援法の改正問題や、いち早く民主党が議員立法として国会に提出した偽造キャッシュカード被害対策の問題、米国産牛肉の輸入再開問題、政治とカネの問題の真相解明、政治資金規正法改正問題など、国民生活上の諸課題に、後半国会でも全力で取り組んでいく決意を明らかにした。
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