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2005/04/05
政権選択という位置づけで補欠選挙に臨む 岡田代表、会見で
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 岡田克也代表は5日の定例記者会見で、ローマ法王の逝去、党首討論の討議項目、小泉外交の問題点などについてコメントした。

 冒頭、岡田代表は、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の逝去に「お悔やみ申し上げたい」として、イラク戦争開戦にあたっての考えや世界の平和のために尽力したことに敬意を表し、代表名で弔意の手紙を出したと述べた。「特に、平和の問題に対して、宗教者が大きな役割を果たすということを、実践された」と岡田代表は法王の功績を偲んだ。

 岡田代表は続いて、ほぼ一ヶ月ぶりに開かれる、6日の党首討論の討議予定項目を紹介。福岡県西方沖地震で改めて思い起こされる被災者生活再建支援の問題、BSEへの政府の対応と米国からの輸入の問題、年金制度の開かれた議論を始めるにあたり小泉首相の基本的な心構えの確認、証人喚問を要求している旧橋本派を中心に政治倫理の問題などをテーマにしたいと述べた。

 岡田代表は更に、最近の韓国大統領の発言や中国での排日感情の高まりに言及し、「近隣諸国といかに建設的な関係を築くか」という外交の基礎が揺らいでいると指摘。日本のみが問題があるわけではないが、小泉首相には、近隣諸国と信頼関係を築くという総理大臣としての責任を認識したうえでの対応を望みたいと語った。

 岡田代表はまた、12日に告示される衆議院統一補欠選挙への意気込みを記者に問われ、「政権選択する補欠選挙という位置づけで戦う」として、公認予定候補それぞれの良さを訴えて臨むなどとした。

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