民主党の「国政統一補選・東京都議選対策本部」は7日、宮城2区と福岡2区において12日に告示される衆議院統一補欠選挙での勝利を目指して、国会内で「統一補欠勝利全議員集会」を開いた。
岡田克也本部長(代表)は「少しでも多く積み上げ、頑張ったほうが勝つ状況。両候補者の演説が心を打つものになり、相当鍛えられている感じがする。二人をとりまく皆さんの努力・尽力を強く感じる」と述べ、「有権者の期待に応えられるかどうか、しっかり頑張ってゆきたい。日本にとって非常に重要な選挙でぜひ勝ち抜きたい」と挨拶した。
続いて、安住淳宮城県連代表と古賀一成福岡県連副代表が、これまでの支援への感謝の言葉を述べ、現状報告と今後の取り組みへの決意表明を行った。安住議員は、「政権交代が必要と考える多くの人の気持ちを、票に結びつけたい」とし、緊張感を持って「最後まで一生懸命やらせていただく」と述べた。古賀議員も、「勝利で得るものが大きい」と、党を挙げての一段の力添えを求めた。
司会を務めた平野博文事務総長代理(幹事長代理)は、選対本部としての決意を述べるとともに、告示日の出陣式・第一声の応援と、投票率アップを電話で呼びかける行動への協力を要請した。
石井一副本部長(副代表)は「選挙の結果により、今後の政局が大きく変わる」と指摘。やむを得ぬ政治情勢で、党の命運をかけた戦いとなることを、改めて認識するよう求め、「一人ひとりが何ができるのかを自問自答し、それによって政局がどう動くかをもう一度考えていただきたい」と檄を飛ばした。集会の最後には、中山義活国民運動委員長が音頭をとり、参加者全員が必勝を期してガンバローを三唱した。
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