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2005/04/08
【参院本会議】芝議員、都市再生の具体的方策について質疑重ねる
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 8日午前、参議院本会議において芝博一参院議員が、「民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法改正案」に対して代表質問を行った。

 芝議員は、三大都市圏外の地方都市を取り巻く厳しい経済事情に触れつつ、地方都市の再生の重要性を訴えた上で、質問を行った。

 まず芝議員は、これまでの中心市街地への公共投資のあり方がかえって中心部の空洞化を生んだのではないかと指摘した。これに対して、北側国土交通相は今後は住みよい中心市街地作りを進めていくとの答弁を行った。

 続いて芝議員は、土地区画整理事業の果たしてきた機能を評価しつつ、地価の下落傾向など事業を取り巻く環境が悪化する中において、従来の組合による事業の施行方式と、新たに導入される会社による事業の施行方式について、それぞれの問題点と将来展望を質問した。これに対して国交相は、組合施行方式は今後とも活用されるとの見解を示しつつ、会社施行方式が柔軟な事業展開に活用される可能性について答弁した。

 芝議員は、都市再生への政治の責務を訴えて質問を終えた。

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