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2005/04/13
岡田代表、イスラエル副首相と会談し、パレスチナ問題など意見交換
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 13日昼、都内のホテルにおいて、岡田代表が日本を訪問中のオルマート・イスラエル副首相と会談し、パレスチナ問題などについて意見交換した。

 冒頭、副首相は、自らの長い野党経験を踏まえて、民主主義においては与野党双方に存在意義があり、二大政党が競争することが必要だと語り、民主党を勇気付けた。これに対して岡田代表は、副首相の来日目的であるハイテクフォーラムの成功を祝うとともに、政権獲得に向けての意欲を語った。

 続いて岡田代表は、イスラエルとパレスチナの問題に触れ、ガザからのイスラエル軍の撤退を評価するとともに、ヨルダン川西岸においては現状維持が必要であり、またパレスチはがテロを中止する必要があると述べた。これに対して副首相は、しっかり受け止めると答えつつ、主権国家としての安全保障を考えてのガザからの撤退は歴史に残る大きな決断であり、ヨルダン川西岸については交渉をしていくこと、またパレスチナはテロと本当にたたかう姿勢を示すべきことを述べた。

 岡田代表が中東訪問の計画があることを伝えると、副首相は最高の待遇で迎えたいと述べつつ、複雑かつ微妙な現実を包括的に見て欲しいと語った。また副首相は、両国間の自由貿易の一層の拡大への期待を語り、代表もこれに積極的に応じた。

 最後に、同席した鳩山由紀夫『次の内閣』ネクスト外務大臣が、パレスチナにおいては格差を縮めるための国際的な努力が必要であると語り、副首相も経済発展のためのインフラ整備が必要であると述べた。

 会談には、イスラエル側から駐日大使および随員が、民主党側からは簗瀬進ネクスト法務大臣、前原誠司ネクスト防衛庁長官、樽床伸二団体交流委員長、藤田幸久国際局長、井上和雄国際局副局長が同席した。

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