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2005/04/19
宮城・福岡両補欠選挙勝利へ全力を尽くす 会見で岡田代表
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 岡田克也代表は19日午後、党本部で定例の記者会見を行い、衆議院統一補欠選挙や王毅駐日中国大使との面談などについて語った。

 岡田代表は補選の宮城2区・福岡2区について「いずれも激戦」との見方を示した上で、「投票日までに追いつき、抜き去りたい」と、党を挙げて勝利に向けて取り組む姿勢を改めて表明した。補選の政治への影響について記者から問われた際には、「八方ふさがりになった小泉政治に対して是非を問う選挙」との今回の補欠選挙の位置づけを改めて示し、民主党への支援を得るため全力を尽くすとした。
 
 岡田代表は次に、19日午前中の王毅大使との会談について、元々の予定が延びてこの時期になったこと、仙谷由人政策調査会長、野田佳彦『次の内閣』ネクスト財務大臣、近藤昭一国際局長代理も同席したことなどを紹介した上で、会談の内容にも触れた。

 岡田代表はこの中で、会談の冒頭、中国の日本大使館・日本領事館への投石行為、日本企業や日本人への暴力的な行為は容認できるものではなく、謝罪と補償請求を重く受け止めてもらいたいと伝えるなどして、現下および今後の日中関係について意見交換を行ったと語った。岡田代表はまた、時期的には先のことになるが、訪中してトップ会談を行いたい旨を申し入れたことを明かした。

 岡田代表はまた、明日20日の党首討論について、日中関係を含むアジア外交、年金を含む構造改革、郵政民営化などを討議項目として予定していると語った。

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