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2005/04/21
藤井代表代行、舌鋒鋭く小泉政治の実態を批判し、党への支持訴える
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 藤井裕久代表代行、岡崎トミ子副代表らは21日、仙台市内で行われた集会で挨拶し、宮城2区補欠選挙の門間ゆきこ候補とともに、力強く民主党への支持を訴えた。

 まず冒頭に挨拶に立った岡崎副代表は、「仙台から日本の政治を変えよう」と呼びかけるとともに、門間候補を「若い、行動力のある、バイタリティあふれる」人だと紹介し、大きな拍手を浴びた。

 続いて藤井代表代行が挨拶し、様々な政策課題について、改革とは名ばかりの小泉政権の実態を舌鋒鋭く指摘した。今回の補選については、「小泉政治へのご判断をいただく非常に重要な場だ」とした上で、小泉政権に対し、「スローガンやよし、内容全くなし、ではない。もっとひどい。内容はスローガンで想像されることの全く逆をやっている」と厳しく批判した。

 そしてまず、年金問題について、政府・与党が「100年安心と言っていたのが、もうだめだと言っている」とし、先日の国会での年金協議で自民党の代表者が、「100年安心とはさすがに言わず、強行採決した法律が一番いい案だと、まだ言っている。話にならない」と切り捨てた。その上で藤井代表代行は、現在の年金制度について、人口構成の変化に全く対応できていないこと、4割未納の国民年金の仕組みの悪さを認識せずに徴収強化を打ち出す発想の貧困さ、職場などによって制度が異なることの欠点と年金制度一元化の正当性、国会議員の年金はそのままという発想の貧困さ、多額の積立金を役人がさらにムダ遣いしている現状、専業主婦の皆さんに年金権がないこと、などを次々に分かりやすく指摘。「年金の根っこの仕組みを全く変えようとしない」小泉・自民党政権は、「100年安心と全く逆のことをやっている」と断じた。

 藤井代表代行は、「三位一体とか称する改革」についても、地方のことは地方で、というスローガンは正しいが、「やっていることは全く逆」だとして、保育所や特養ホームをどこにどうつくるか、「地方の皆さんが決めればいいことだ」と指摘。実際には全くそうなっていない現状を分かりやすく説き、郵政改革についても、全く本質を外れたものだと、鋭く批判した。

 藤井代表代行の分かりやすく舌鋒鋭い演説には、会場をあふれた多くの聴衆からも大きな拍手があがり、続いて挨拶した門間候補にも、温かい拍手と激励の声が飛んだ。

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