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2005/04/21
政権選択の選挙、仙台から歴史を変えよう 代表・幹事長、門間候補と
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 岡田克也代表と川端達夫幹事長は21日、揃って仙台入りし、衆議院統一補選投票日まで残るところあと3日となった宮城2区選挙区の門間ゆきこ候補の応援のため、それぞれが選挙区内を駆け巡り、熱弁をふるった。JR仙台駅近くで行われた集会で顔を揃えた岡田代表と川端幹事長は、立ち見もでるほどの盛況となった会場で、それぞれ演説を行った。

 岡田代表は冒頭、まず投票所に足を運んでほしいと要請。その上で岡田代表は、この間一貫して主張してきた通り、「今回の選挙は政権選択の選挙だ」と訴え、次の総選挙で政権交代を達成し、この国を変えていくことに繋がる重要な選挙であることを指摘。「次の総選挙で政権交代ができれば、日本はまだ再生の余地がある」との見方を示し、多くの経済人等の間でも「何とかして今までの政治を根っこから変えないとこの国の未来はない」との主張がなされていることも併せて示し、政権交代の鍵を握る統一補選の意義を説明した。

 岡田代表はまた、20日の小泉首相との党首討論でも論点とした「大きな改革と新しい外交をやらないとこの国の未来はない」との主張を提示。アジア軽視の外交を重ねてきた結果、行き詰まりを見せている小泉外交に代わり、先人が努力を重ねて成し遂げてきた対中国・対韓国との未来志向の良好な関係回復につとめていく必要性を指摘した。そして、「経済的に日本と中国は依存関係が深まって、共に相手なしではできなくなっている。しかし政治がそれについていっていない」とし、民主党主導でアジア重視の環境整備を進めていくと訴えた。

 更に岡田代表は、「大きな改革をこの国は必要としている」と語り、小泉首相が躍起になって推し進めようとしている郵政改革が、果たして国民にとって必要な改革であるか甚だ疑問であることや、先の参院選で国民の多くが抜本改革ではないとして「NO!」の意思表示をした政府の年金改革案にも言及。やっと国会でスタートした年金改革をめぐる衆参合同協議に臨む与党議員の姿勢からは、「新しい時代に合った新しい年金制度をつくり上げていこうとする姿勢が見えない」と批判した。岡田代表は、こうした国民無視の政治を続ける政府・与党を厳しく批判した上で、「大きな改革・本当の改革を私たちにやらせてほしい」と語気を強めて訴え、その改革実現のために民主党への支持を要請した。

 続いてマイクを握った川端幹事長は、「仙台で勝ち、福岡で勝てば、大きな政治の流れが動き出す」として、仙台から政治を変えようと述べ、歴史を動かす歯車になるべく投票日には行動して欲しいと、集まった聴衆に訴えた。

 多くの選挙活動をこなして、文字通り駆けつけた門間ゆきこ候補は、「国民の皆さんの声なき声を形にしたい。その声が届く政治を実現したい」と力説。声が届く政治を政権交代で実現していくために、力を貸してほしいと熱弁をふるった。

 最後に、門間候補が一貫して訴えている「明日へつなぐ力」にちなんで、門間候補、岡田代表、川端幹事長はじめ参加国会議員、会場に集った聴衆全員で手をつなぎ、「人と人をつなぐ」「世界と世界をつなぐ」「地域と活力をつなぐ」「そして将来の安心へつなぐ」として、力を込めて勝利を誓い合った。

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