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2005/04/22
藤井代表代行、菅原文太さんらが、福岡市内での街頭演説で熱い訴え
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 22日夕方、福岡市内で行われた街頭演説では、藤井裕久代表代行らが民主党の政策を力強く訴えたほか、駆けつけた俳優の菅原文太さんも、福岡2区の平田まさのり候補の肩に手を当てながら温かい気持ちのこもった演説を行い、喜納昌吉参議院議員も歌で会場を盛り上げた。会場を埋めた多くの聴衆からは何度も大きな拍手が起こり、平田候補に対して次々に激励の声が飛んだ。

 蓮舫参院議員の司会の下、まずマイクを握った藤井代表代行は、今回の補選を「小泉内閣の評価が問われている」選挙だとして、その小泉内閣の政治を、「スローガンと全く逆のことをやっていることは、自信を持って言える」と断じ、「その例には枚挙にいとまがない」として、年金問題に言及。「参議院選挙でほとんどの皆さんに拒否された年金制度を、まだいいものだと言っている」小泉・自民党を厳しく批判し、人口構成の変化への未対応ぶりや専業主婦の年金権など年金制度の欠陥を指摘した。藤井代表代行は更に、地方分権の問題についても触れ、補助金で地方をコントロールし、その利権にしがみついている自民党に改革はできないことを、力強く、分かりやすく訴えた。

 平田まさのり候補は、有権者の皆さんが「街頭で色々な言葉を投げかけてくれた」ことが「私の宝であり私の支えだ」とし、「努力してもなかなかうまくいかない、努力したくても努力できない、そういった方々に手をさしのべるのが、政治の役目ではないか」と強調。一部の既得権益を守ろうとしている人のための政治を、「本末転倒だ」と厳しく批判し、「それを叩き直していきたい」と決意を述べると、激励の声とともに大きな拍手がわき起こった。

 続いて俳優の菅原文太さんが駆けつけ、平田まさのり候補の肩に手を当てながら、「金もない、地位もない」平田さんが、「若い世代を背負って、新しい日本をつくろう、今の日本を変えようと決心して立ち上がった」と紹介。「映画や演劇の世界でも、若い人たちが出られないでいる」、「腐った連中が、自分たちの欲と利益の追求ばかりをするために、本当に純粋な若い連中が頭打ちになっている」などと指摘し、平田さんの勝利が「日本中の若者たちに勇気を与えてくれる」として、「日に焼けて精悍になって、顔が輝いている」平田さんの今回の戦いを、「日本の舵取りを取り戻す戦いだ」と訥々と語りかけた。更に菅原さんが、「彼はがんばってくれる。今度の補選は、彼のスペシャル・オリンピックだ」と語りかけ、その温かみのある語りに聞き入っていた多くの聴衆からは、大きな拍手がわき起こった。

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