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2005/04/26
首相就任4年でも、小泉政権は問題先送り 岡田代表会見で
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 岡田克也代表は26日、党本部で定例の記者会見を行った。

 冒頭、岡田代表は、尼崎でのJR福知山線の事故について、「多くの皆さまがお亡くなりになり、あるいは傷を負われたことについて、心からお悔やみ、そしてお見舞いを申し上げたい」と語り、現地に入り視察を行った菅直人『次の内閣』ネクスト国土交通大臣(党JR福知山線事故対策本部長)と電話で連絡を取り、話をしたことも明らかにした。更に岡田代表は、事故調査委員会による事故原因の分析を踏まえた上で、「再発防止に向けてしっかりとした対応が必要だと思う」と述べ、遺族やけがをされた皆さんへ、国としてのきちんとした対応も求めておきたいと語った。

 26日で首相就任から4年を迎える小泉首相について岡田代表は、日本にとって重要な4年間に「多くの改革が先送りされ、外交面では八方ふさがり」となったことを指摘し、「次の政権が極めて大きな責任を持つことになる」との見解を示した。その上で岡田代表は、政権交代をして、その先送りした重荷を背負い、解決への方向性をしっかりつけることが、民主党の責任になるとした。

 このほか岡田代表は、自らの中東諸国及びスーダン訪問(4月29日〜5月6日)について、「責任者としっかり意見交換をして、日本として何ができるか見極めてきたい」などと抱負を語った。

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