衆議院大蔵委員会は7日、都銀・長信銀9行の頭取を参考人として招致し、公的資金による資本注入に関して質疑を行った。質問に立った民主党の藤田幸久議員は、銀行業界から自民党に対して多額の政治献金が行われていることを批判。また、公的資金投入が貸し渋り問題の解決に有効に働かない単なる銀行救済策であることも明らかにし、政府・自民党と銀行業界の癒着構造を浮き彫りにした。