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2005/04/27
竹中大臣の総務委欠席問題など、なお追及の必要 鉢呂国対委員長
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 鉢呂吉雄国会対策委員長は27日午前、共産・社民両党との国対委員長会談後に会見し、郵政民営化関連法案や、竹中郵政民営化担当相の総務委員会欠席問題などに対する今後の対応について協議したと語った。

 鉢呂国対委員長は、冒頭、未だ国会に提出されていない状況の郵政民営化関連法案について、提出を断念すべきと求め、仮に提出したとしても、すぐ審議に入るという形でなく、中身の精査をする時間が相当必要であるという見解を会談で伝えたことを明らかにした。

 竹中郵政民営化担当相の総務委員会欠席問題および無断海外渡航疑惑について、鉢呂国対委員長は、「なお追及の必要がある」との認識を示した。無断海外渡航疑惑については、平野博文幹事長代理が海外渡航に関する質問主意書を提出し、26日の法務委員会で平岡秀夫衆院議員が質問を行うなど、追及を進めていることを鉢呂国対委員長は会談で説明した。

 また鉢呂国対委員長は、国会運営についても言及し、外交に関する審議を行う衆参両院の予算委員会、および党首討論を、大型連休明けにも開くように与党に申し入れているとした。
 
 野党国対委員長会談ではこのほか、政治とカネの問題であるいわゆる日歯連事件に関し、裁判で明らかになった新しい証言や、検察審査会の議決を受けて、なお証人喚問の実現へ向けて申し入れを続けることが話し合われたと鉢呂国対委員長は語った。

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