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2006/04/06
「長い政治生活の中でも忘れられない体験」渡部委員長、会見で
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 民主党国会対策委員会は6日午前、国会内で役員会を開催し、今後の国会対応等について協議を行った。また、役員会終了後には、渡部恒三国対委員長が、平野博文国対委員長代理とともに記者会見を開催した。

 この中で渡部国対委員長は、「大変、皆さんにお世話になった」と切り出し、長らく党務を離れ、突然の就任だったが、川端達夫・平野博文両国対委員長代理に「支えていただき、無事務めさせていただいたことを感謝する」と述べるとともに、「短い期間だったが、長い私の政治生活の中で忘れられない大変貴重な体験や思い出をつくらせていただいたことを心から感謝し、ご挨拶とさせていただく」とした。

 平野国対委員長代理も、旧橋本派への1億円のヤミ献金事件やがん対策を含めた医療制度改革などに触れ、特に後者については、政府・与党はがん対策法案を早く出すべきだと強調。国会は休むことなく審議が続けられており、新しい態勢の下でしっかりと国会対策を行えるよう引き継ぎをしていきたい、などと語った。

 また記者団から、民主党の代表選挙が連日、マスメディアに大きく取り上げられている点について所感を問われた渡部国対委員長は、「この40日間、民主党については残念なことが起こって、結党以来の危機になった」が、「長い政治経験でも、野党の党首選挙がこのようにマスコミの皆さんから取り上げられ、国民の皆さんから関心を持たれたことは全くない」と指摘。後から振り返れば、まさに「災いを転じて福となす」だったと言えるようになると確信をしていると語った。

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