トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2005/05/13
イラク邦人拘束事件対策本部を開催 外務省などからヒアリング行う
記事を印刷する



 民主党のイラク邦人拘束事件対策本部(本部長:鳩山由紀夫『次の内閣』ネクスト外務大臣)は13日午前、国会内で第2回の会議を開催し、外務省からイラク邦人拘束事件の現状報告を受けたほか、「民間警備会社の現状と課題」と題して専門家からの意見を聴取。党としての今後の対応についても、出席議員間で協議を行った。

 外務省大臣官房参事官の説明では、事件に関し、「(拘束されたとされる)斎藤さんの安否について、確たる情報は得られていない」との状況が報告された一方で、セキュリティ会社に所属する日本人がイラク国内に入国することは「想定外」だったとの見解も明らかにされた。

 また、東京財団リサーチ・フェローの菅原出氏から、「民間警備会社の現状と課題(仮題)」との内容のヒアリングを行った。この中で菅原氏は、斎藤さんが所属しているハート・セキュリティ社のような民間警備会社について、「ステレオタイプの偏った報道」ばかりが行われており、「現状とはかけ離れている」と指摘。その現状について詳細な説明が行われるとともに、「法的には空白」の仕事の領域を埋めているこれらの会社の業務について、「現実のニーズはある」などの見方が示された。

 またヒアリングを終えた後、対策本部として今後どのような対応を行うかについて、出席議員間で協議を行った。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.