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2005/05/16
岡田代表、沖縄での会見で普天間基地の県外移転目指すことを再確認
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 岡田克也代表は16日、沖縄県那覇市内で記者会見を行い、普天間基地の県外への移転を強く推進していくことを改めて強調した。

 会見に先立ち岡田代表は、米軍四軍調整官のロバート・R・ブラックマン中将と会談を行った。この会談で岡田代表は、「普天間基地の現状は、非常に危険な状態にあり、いつまた大きな事故が起きても不思議ではない。沖縄における米軍基地のプレゼンスが大きすぎることも問題だ、との二点を調整官に伝えた」ことを会見で明らかにするとともに、「危険な状況にあることは、個人的な見解だが、調整官はそれを認識していると答えた。沖縄における基地の問題については、(米軍を)削減していると述べるに留まったが、本国の上官に伝えると回答した」とも述べた。

 岡田代表はまた、普天間基地の辺野古への移転については、「沖縄県内にある以上、考えられない」と、あくまで県外へ移転する考えであることを示した。米軍再編問題については、「抑止力の維持と負担の軽減ということだったが、維持が前面に出てきたことにより、再編の本来の考え方が違った方向に向かいつつある」と指摘した。

 憲法改正の問題についても岡田代表は、「党内でもそうだが国民に対して、丁寧な議論をしていかなくてはならない」と話した。

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