トップ > ニュース
ニュース
ニュース
1998/05/22
前川忠夫参院議員 総理のスハルト政権への甘い認識追及
記事を印刷する

 民主党・新緑風会を代表して前川忠夫議員(民主党組織委員長)が22日の参議院本会議でバーミンガム・サミット報告に対する質問に立った。

 前川議員は「総理は『総合経済対策は強い歓迎を受けた』としているが、独蔵相、米財務副長官が日本の税制改正などを求めた。主要国が強い危惧の念を持って日本政府の対応を見つめているということであり、自画自賛している余裕はないのではないか」と迫ったが、橋本総理は「自画自賛ではなく、責任を負ったということ」とかわした。

 前川議員はサミットの緊急課題となったインドネシア情勢について、「スハルト政権の長期化による政治構造の歪みが民衆の怒りを呼んだ。総理がG8冒頭で『代わりに誰がいるか』と言った真意は何だったのか」とただした。橋本総理は「スハルト氏は30年以上にわたり大きな業績を残した」として、長期政権の弊害には触れなかった。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.