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1998/05/29
内閣不信任案提出の方針を全議員で確認 
羽田幹事長 「橋本政権の時局対応、見るに堪えない」
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 民主党は29日の両院議員総会で内閣不信任案提出を含む終盤国会の対応について意思統一した。

 総会では石井一国対委員長が「本日遅く、参議院で財革法改正案など5法案が採決されるだろう。来週は終盤国会の山場となるが、中央省庁等再編法案の参議院審議、補正予算案の衆参での審議という重い国民的課題を1週間少々の会期内にどうするのか」と、自民党の強行姿勢に懸念を表明。「今日はこれから野党3党幹事長会談を行う。国民の声を代表し、反国民的な橋本内閣打倒に邁進したい」と報告した。

 羽田孜幹事長は「この難しい時局に対する橋本政権・与党の対応は見るに堪えない。野党第1党の責任として内閣不信任案を提出することを申し上げ、野党幹事長会談でご協力をお願いする」と提起した。

 総会では不信任案提出の時期については執行部に一任することが拍手で承認された。

 この後行われた平和・改革、自由党との野党3党幹事長会談では、不信任案共同提出について、社民党、さきがけの動向を見極めつつ引き続き協議することとなった。

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