トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2005/08/02
川端幹事長、連合緊急総決起集会で小泉政権打倒のため連帯訴え
記事を印刷する



2日夕刻、日比谷野外音楽堂において開かれた連合主催の「8・2緊急中央総決起集会」において、民主党から川端達夫幹事長が挨拶し、小泉政権の政策を勤労者の利益を損なうものだと厳しく批判し、小泉政権打倒のための連帯を訴えた。

 冒頭、連合の笹森清会長が主催者を代表して挨拶し、アメリカの要求に屈した小泉政権の規制緩和によって国民生活が破壊されているとし、「一億総中流」と言われていた日本の勤労者は、二極分化していると指摘した。そして、政府税調のサラリーマン増税案や郵政民営化法案を批判し、「小泉内閣打倒宣言」をうたった。

 これを受けて、政党として激励挨拶に立った川端幹事長は、特に三点を挙げて小泉政権を厳しく批判した。その第一は、小泉政権は弱い者を切り捨てる政策をとっており、金融機関への税金の投入と勤労者の犠牲の上に、見かけ上の景気回復を成し遂げたこと。第二は、税金を取り易いところから取り、まず先に行うべき不公平の是正と税金の無駄遣いの改革を怠っていること。第三は、郵便貯金などをしている庶民や郵便貯金などを集めている郵便局員には何の問題もないのに、郵政民営化を強行し、この政策に反対する政治家に解散というテロ行為で威嚇していること、である。

 川端幹事長は、郵政民営化法案の廃案をめざす最後の山場に向けて、あらゆる力を注ぐことを誓うとともに、「議会と法律を無視する総理には辞めてもらう必要がある」と小泉政権の退陣を求め、さらには総選挙を受けて立つ態勢をつくっていることを示した。最後に集会の参加者に、「一緒に世の中を変えよう」と力強く訴えた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.