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2005/08/09
総選挙争点は郵政民営化ではなくムダづかい削減 岡田代表、会見で
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岡田克也代表は9日午後、党本部で定例の記者会見を開き、衆議院総選挙への対応などについて語った。

 岡田代表は会見の冒頭、突然の解散によって本日の長崎原爆忌平和祈念式典に出席できなくなり申し訳なかった、と前置きした上で、米国の小型核開発への反対など、核保有国へ軍縮を働きかける具体的な核不拡散への行動が、国の指導者には一層求められるとの見解を示した。

 岡田代表はまた、郵政民営化を衆議院総選挙の唯一の争点とみなす小泉首相の発言に対して、それは大きい争点ではなく、敢えて挙げるとすれば、ムダづかいをなくすことだと指摘。さらに「前提は、政治家が身を正していくこと」だと述べ、議員年金の廃止、議員定数の削減から始まり、公務員人件費削減など3年間で10兆円のムダづかい削減に向けてを取り組むとの考えを明らかにした。

 郵政民営化関連法案に反対票を投じた自民党の前衆院議員への対応について岡田代表は、「公認しないというが、ではどうして除名しないのか」と追及。処分は「全くの偽装」で、敵をつくり、抵抗勢力とたたかう構図を再現して、選挙後はまた一緒にやっていく狙いが透けて見えると評した。

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