玄葉光一郎選挙対策委員長は12日午後、党本部で、総選挙の第1次公認候補272人と推薦候補1人の選挙区と氏名を記者発表した。
玄葉委員長は「単独で政権を担うに足る候補を擁立した。志の高い強い候補を揃えることができた。勝つために土壇場で差し替えも行った」と表明。その上で「35歳から45歳が最も多く35%を占める。新人候補の平均年齢は40.5歳。前・元職の候補の平均年齢は51.1歳。候補全体の平均年齢は47.0歳」などと、他党と比較しても、若い候補が揃ったと指摘。また、「新人候補88人のうち18人が公募による候補。女性候補は21人、うち新人は8人」などと、多種多様な候補者の特徴を説明し、「より地力のある候補を揃えたと自負している」と人選に自信を示した。
玄葉委員長は「小泉法案だけが郵政改革ではない。郵政改革は民主党が担う」とも述べた。さらに、和歌山1区から立候補する岸本修平氏(第2次公認発表予定・前内閣府政策参与)の「竹中チームにいてよく分かったが、自民党では構造改革を実現できない」との言を引き、民主党からの立候補者が多いことが、今回の特徴だとした。
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