江田五月参議院議員会長、榛葉賀津也参議院国会対策委員長代理らは17日午後、千葉県松戸市内で精力的に街頭演説を行い、民主党の主張を力強く訴えた。
江田参院議員会長は、千葉において、小泉チルドレンと言われる自民党議員が「お金に絡んで選挙を汚した」ことについて触れ、そうした政治を無くしていくことの重要性を強調。民主党が、小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の下、「若者もベテランもがんばる挙党一致態勢をつくった」ことを改めて紹介しながら、「勝ち組、負け組をつくるような、格差がどんどん拡がるような政治ではいけない」として、「私たちが政治を変える」との決意を力強く語った。
榛葉参院国対委員長代理も元気に演説に加わり、5年前に小泉政権が誕生して、目標としていた「財政再建がされたか、冗談ではない」と厳しい口調で指摘。170兆円余りの借金を新たに増やして、国・地方あわせて1000兆円もの借金とし、利払いだけで1分間に1700万円も支払っている、などと小泉政権を痛烈に批判した。そして、天下りした官僚は、「散々、既得権益で甘い汁を知っている」とし、「まじめにひたむきに、1円の税金もムダにしない政治」、「金権政治でなく、天下りのない、緊張感のある政治」をめざして全力をあげていく決意を訴えかけた。
|