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2006/04/22
「日本政治を決する選挙、民主党に力を」代表・代行・幹事長が訴え
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 衆議院千葉7区補欠選挙は23日に投開票される。選挙戦最終日となった22日、小沢一郎代表はじめ菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長は揃って新松戸駅前で街頭演説を行い、政権交代の足がかりとすべく補選勝利を目指して代表のもと一丸となって活動する民主党の新しい姿をアピール。支持を訴える三者三様の熱弁には駅前を埋めつくした3000人の聴衆の間からは「頑張れ」「期待してるぞ」といった力強い声援と大きな拍手が続いた。

 駅近くのスーパーに集合した代表、代表代行、幹事長は、道行くみなさんと握手を交わし、手を振りながら駅を目指した。駅前に到着後も詰め掛けた聴衆に握手して回って最後に登壇した小沢代表は、「みなさん、民主党がんばれとかけつけていただき、ありがとうございます」とゆったりと温かみのある声で語り始め、同時に選挙戦を通じての民主党へのご支援に心からの謝意を示した。民主党がどん底のなかで直面した補欠選挙だったが、自らが代表就任後、政権交代を目指してこの選挙戦を何としても頑張ろうとの思いで代表・代表代行・幹事長の3人が手を取り合って先頭に立ってきとことを報告。「この選挙戦は衆議院の1議席を争う選挙ではあるが、これからの日本の政治を左右する大きな選挙である」と述べ、そうした認識のもとで日本の政治の未来のために一票を投じてほしいと訴えた。

 小沢代表はまた、今回の選挙での勝利を起点に来るべき参議院選挙、次期衆議院選挙を経て民主党政権を実現してみせるとも宣言。選挙戦最終日の今日、民主党への更なる力添えをお願いしたいと呼びかけると、大きな拍手とともに民主党への期待感を示す声援があちこちで起こった。

 菅代表代行は小泉政権の5年間を振り返り、耐震強度偽装事件やライブドア問題を通じて多くの市民が被害をこうむる事態に至っていることに言及。「規制緩和の流れをつくることをダメとは言わない」とした上で、耐震強度偽装事件で民間の検査機関がきちっと検査するよう公的なチェックシステムをつくったうえで民間委託するようにするなど、単なる規制緩和でなく国民被害が広がらないよう政府としてのチェック機構を講じたうえでのそれでなければならないと指摘。弱者切り捨ての小泉政治に「NO!」を突きつけ、新しい政治の一ページを開くためにも、有効な一票を投じてほしいと要請した。

 鳩山幹事長は「選挙は政策をまじめに議論し、政策論争を通じて一票を投じる候補者を決めるものでなければならない。有権者をもっともっと大事にしていかなければならない」と述べ、まさにそうした政治を実現していくのが民主党だと力説した。「市場原理のままに、何もしないのであれば政治はいらない」としてセーフティネットの構築を行っていくのが政治の担うべき役割だとも主張し、「負け組ゼロ」の社会の実現に向け日本の流れを変えていくことが重要だとの認識を示した。政権交代なくして進行の構造改革はない、民主党が勝利を得るまで力を貸してほしいと訴えた。

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