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2006/01/17
野田委員長、与野党国対委員長会談で伊藤元長官の喚問要請
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野田佳彦国対委員長は17日、国会内で開かれた与野党国対委員長会談に臨み、20日に召集される通常国会における対応等を話し合った。

 耐震強度偽装問題に関して、野田国対委員長は問題公表前にヒューザーの小嶋進社長を国交省の担当課長に引き合わせた伊藤元国土庁長官の証人喚問か参考人招致を強く要請。「小嶋社長の証人喚問などを踏まえ、前向きな対応が必要だ」と主張したが、与党側からは明確な回答はなかった。

 また、民主党はじめ野党は審議時間を十分確保するよう与党に強く要請したのに対して与党側はあくまですみやかな審議を表明した。さらに、野田国対委員長は、首相の施政方針演説などの前に、2005年度補正予算案を審議すべきだとの考えを示し、補正予算の関連法案であるアスベスト(石綿)法案等の重要性を指摘し、先行かつ十分審議する必要性を主張。アスベスト(石綿)問題で特別委員会設置を求めたが、与党側は応じなかった。

 与党側は20日に首相の施政方針演説など政府4演説、23日から衆院本会議で代表質問を行うことを提案。代表質問後、05年度補正予算案を審議して成立させた後、06年度予算案審議に入る方針を示している。

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