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２０日昼、第１６４回通常国会の招集日に焦点を当て、連合は国会内において「連合政策要求実現１．２０院内集会」を開催し、前原誠司代表が政策実現に向けて連帯の挨拶をした。
会議は山口連合副事務局長の司会の下で行われ、冒頭森越康雄連合会長代行が主催者を代表して挨拶を行い、「カネさえ儲ければ良いと言われ続けてきた日本は、これで良いのか」と働く者の怒りを訴えた。森越会長代行は、連合の掲げる政策実現への政党の協力を要請した後、「民主党と仲が悪いと言われるが、そんなことはない」と語り、お互いに言いたいことを言い合いながら、ともにやっていけるような関係としたいと述べた。
続いて前原代表が決意表明を行い、自民党は今国会を「行革国会」としているが、民主党は「安全国会」と位置づけていくと語り、自民党政権の下で所得の格差や世代間の格差が広がり機会の平等さえ与えられない人が出ていると指摘した。そして、増税を防ぐためには無駄を省くことが必要だが、国民生活に必要な部分には予算をつけるべきだと語った。前原代表は連合の掲げる重点課題について、賛同しつつ党としての基本的な考えを述べ、さらに自民党の小さな政府という路線は、自民党政権が作り出した膨大な財政赤字のツケを国民に払わせるものだと批判した。また、前原代表は支持団体と政党との関係について、しっかり議論し、立場の違いがあっても、ともに納得する結論を得ていくようにしたいと語った。最後に前原代表は、皆さんの代弁者として闘っていきたいと決意を述べた。
その後、連合の古賀信明事務局長が連合の「２００６年春・５つの重点課題」である（１）サラリーマン大増税阻止（２）社会保障制度の一体的改革の実現（３）子育て支援の拡充（４）パート労働者等の均等待遇法制化と男女雇用平等法制定（５）公務員の労働基本権確立と民主的で透明な公務員制度改革の実現、を説明し、実現に向けて政党の協力を要請した。
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