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2005/05/18
【次の内閣】岡田代表の外交安全保障ビジョンについて報告受ける
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 民主党『次の内閣』は18日午後、国会内で閣議を開催し、岡田代表の外交安全保障ビジョンについて報告と議論を行ったほか、イラク邦人拘束事件対策本部からの報告を受けるなど、活発な討議を行った。

 冒頭に挨拶に立った岡田克也ネクスト総理大臣(代表)は、先日、沖縄を訪問したことに触れ、「沖縄が帰ってきた時に、これで戦後は終わったと言われたが、沖縄においてはまだ戦後は終わっていない。その象徴が普天間基地だ」と指摘し、「少なくとも基地を県外に移転することについて、実現に向けて努力していきたい」との決意を披露した。また岡田ネクスト総理は、自らの外交安全保障ビジョンを閣議で報告するにあたり、「私の思いを込めたものだ」として、党で「外交・安全保障政策を議論する際の一つの基礎にしていただきたい」と述べ、活発な議論を呼びかけた。

 続いて仙谷由人ネクスト官房長官(政策調査会長)から、4月27日から5月1日まで、古川元久ネクスト官房副長官らを伴って、シンガポール・マレーシア両国を訪問したことについて報告が行われた。

 鳩山由紀夫ネクスト外務大臣(党イラク邦人拘束事件対策本部長)からは、事件に関して先日、イギリスのハート・セキュリティ社を訪問し、状況等を聴取したこと、帰国後、斎藤さんの家族と面会したことなどを含めて、対策本部としての報告があった。

 続いて岡田ネクスト総理が、外交安全保障ビジョン「『開かれた国益』をめざして −アジア、そして世界とともに生きる−」について、その内容を報告した。今後、関係部門会議において、更に議論を深めていく予定。

 閣議ではこのほか、簗瀬進ネクスト法務大臣より、対応がネクスト官房長官と関係ネクスト大臣に一任されていた会社法案等について、修正の上、賛成したとの結果報告が行われた。防衛庁設置法等の一部改正案(閣法)については、前原誠司ネクスト防衛庁長官より報告があり、特に弾道ミサイル等の飛来への対応等をめぐり修正要求をしていることも踏まえ、対応は仙谷ネクスト官房長官と前原ネクスト防衛庁長官に一任された。

 また、離島振興法の一部を改正する法律案(超党派議員立法)と農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)の一部改正案(民主党議員立法)については、賛成とすることなどを決定した。

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