岡田克也代表は24日、党本部で定例の記者会見を行い、民主党大躍進パーティなどについてコメントした。
岡田代表は冒頭、同日夜に行われる民主党大躍進パーティについて、昨年新代表に選出されてから、ほぼ1年の区切りに開かれると指摘するとともに、今夏の都議選やその先の解散総選挙の開始になるとの位置づけを示した。
続いて岡田代表は、日本外国人特派員協会での同日昼の講演やその後の質疑で、日本の諸課題が話し合われたことをふまえて、小泉政権の問題点に改めて言及。外交については、アジア各国との関係が八方ふさがりで、常任理事国や6カ国協議においても影響が生じていると改めて指摘し、説明して納得してもらう姿勢や、思慮深さを欠いた首相の発言が、外交上の問題であるとした。
内政については「年金を初めとする社会保障改革、財政の建て直し、少子高齢化への対応、地方分権など、重要課題が山積する」中で、首相が郵政問題一つに集中してしまっている点を批判し、「勝手に(特別委員会の委員長・理事の)人事も総理自身が決めて進めている状況は極めて遺憾」と述べた。
岡田代表は「内政・外交ともに独りよがりの政治を続ける小泉総理は限界に来ている」と語るとともに、「早く政権交代して、開かれた外交・国民の立場に立った内政をしっかりやっていく責任を改めて感じている」と、代表としての決意を表明した。
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