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2005/05/28
岡田代表、柏原・羽曳野で長尾総支部長とともに街頭演説など行う
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 岡田克也代表は28日午後、松原市での対話集会に引き続き、柏原市と羽曳野市を訪れ、長尾たかし大阪府第14区総支部長らと街頭演説を行い、タウンミーティングにも参加。市民の皆さんとの対話を深めながら、民主党の考えを力強く訴えた。

 柏原市内で行われた街頭演説会では、まず長尾総支部長が演説し、特殊法人などのムダ使いの実態を指摘しつつ、政権交代実現に向けての決意を力強く述べた。続いて岡田代表がマイクを握り、「政権選択の時代から、政権交代の時代に入った」として、政権交代の実現が、民主党代表としての使命であることを改めて強調。小泉首相の「独りよがりの外交・内政」について厳しく批判を加えた。

 この中で岡田代表は、「いまだに目的がはっきりしない」郵政民営化に苦言を呈し、「郵貯・簡保のお金が、特殊法人のムダ使いに流れている。それを止めさせることが重要だ」と指摘した。また岡田代表は、子育て支援、地方分権、年金制度改革などを挙げて、多くの課題が目の前にあることを強調。民主党が国会審議に出ていないことに関しても、郵政民営化法案について、「最初から20点、30点の法案は、必ず失敗する。修正して済む話ではない」とし、法案を廃案に追い込む決意を改めて披露した。

 そして岡田代表は、「しがらみのない私たちに任せていただきたい」として、「改革すべきは改革し、守るべきは守る、しっかりした政治を行っていく」と改めて力強く述べ、民主党への支持を訴えた。また演説終了後には、岡田代表は演説を聴いていた聴衆の一人ひとりと握手をして回った。

 街頭演説を終えた岡田代表らは羽曳野市へ移動。長尾総支部長らとともに市内で行われたタウンミーティングに参加した。長尾総支部長は冒頭の挨拶で、「地方分権の社会をつくるために、利権の構造を打破するには、民主党しかない」と強調。岡田代表も、独りよがりの小泉外交・内政について具体的に民主党の考えと対比させながら厳しく批判し、「次の選挙で政権を獲るという前提で、具体的な政策を申し上げている」として、民主党の真摯な取り組みを強調した。

 続いて、長尾総支部長のコーディネートのもと、岡田代表は、郵政改革問題、障害者自立支援法への対応、北朝鮮への経済制裁問題、年金制度一元化の問題点、民主党の子育て支援策、日本の国連安保理常任理事国入り、道州制導入の問題点など、会場から出された内政・外交全般にわたる様々な質問に、一つひとつ丁寧に答えた。

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