民主党・新緑風会は1日昼、国会内で参議院議員総会を開き、郵政民営化関連法案をめぐる与野党間の対立の結果、国会審議がストップした問題について、与野党間の折衝の結果、国会が正常化する運びとなったことを、今泉昭参議院国会対策委員長が報告した。
総会冒頭に、江田五月参議院議員会長が挨拶し、「参議院では与野党の合意で、予定をされていたものを全て延期をして衆議院の事態を見守る」としてきたが、衆議院が正常化をする運びになったことを受け、郵政民営化関連法案について「反対で廃案をめざしていく、この態度は微動だにしない」としつつ、「一定の折衝の結果、一定のものが取れた」と述べ、「一致結束、足並みを乱さず、次へのたたかいに向かっていきたい」と呼びかけた。
輿石東参議院幹事長の挨拶の後、今泉参院国対委員長がこの間の経過を改めて報告するとともに、参議院においても午前中に与野党国対委員長会談を開催し、参議院を5月20日以前の状態に戻し、法案審議や日程の相談に応ずることとなった旨を報告した。総会ではこうした報告を受け、出席議員から多岐にわたる質問や意見が出された。
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